グラタンとドリアの違いとは? 違いはライスの有無?

料理

私はドリアが好きで、よく食べるのですが、先日ドリアを食べながらふと思ったわけです。

グラタンとドリアってどう違うんだっけ?と。

ということで、今日はグラタンとドリアの違いについて解説します。

グラタンとは

まずグラタンの説明です。

実はグラタンは「オーブンなどで料理の表面に焦げ目を入れるように調理する」という調理法、およびその調理法を用いて作られた料理の両方を意味します。
つまり、この調理法を用いたものは全てグラタンなのです!

この言葉が転じて、お皿に魚介類・肉等を入れ、それにホワイトソースをかけ、更にパン粉やチーズ・バターをかけてオーブンで焼いて表面に焦げ目をつけた料理もしくはその料理法のことを言います。

エビグラタンやマカロニグラタン、カレーグラタン等もありますが、グラタンの定義から考えるとわかりやすいですね!

ドリア

一方ドリアは、バターライスやピラフの上にホワイトソースをかけ、オーブンで焼いた料理のことを言います。

シーフードドリアやカレードリア等こちらも色々ありますね!

「ではグラタンとドリアの違いって何?ドリアってグラタンの1種なの?」

はい、説明しましょう。

グラタンとドリアの違い

結論から言うと、グラタンとドリアの違いは大きく二つあって、①発祥地と②ライスの有無です

まず1つ目の違いである発祥地についてです。

グラタンの発祥地はフランスのドーフィネ地方ですが、ドリアの発祥地は日本(横浜)です。
実はドリアは1930年頃、横浜ホテルニューグランドの総料理長だったサリー・ワイルが、体調を崩した欧州の銀行家のために即興で提供した料理と言われています。

因みにですが、このホテルニューグランドは結構凄くて、ドリア以外にも、ナポリタンやプリンアラモード発祥の地でもあり、日本の食文化に多大な影響を与えています。

そして2つ目の違いについてですが、グラタンはライスを入れませんが、ドリアはライスが入ります
確かに、そういわれると、グラタンはライスが入ってないし、ドリアはライスがありますね!

まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか。

グラタンやドリアの定義、そしてその違いがよくわかったと思います。
念のために、下に違いを纏めておきます!

グラタンドリア
発祥地フランス日本(横浜)
ライスの有無無し有り

そして、ホテルニューグランドが日本の食文化にここまで影響を与えていたホテルなんて知らなかったですね!
世の中にはまだまだ知らないことがいっぱいですね!

ではまた!

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