チーター・ピューマ・ヒョウ・ジャガーの違いとは！？　模様で見分けられるって本当！？

皆さんは動物図鑑をみたことがあるでしょうか。
そして、その時に、「狩りをする動物」の中の、チーター・ピューマ・ヒョウ・ジャガーを見て、こう思ったことはないでしょうか。
「同じじゃん」

いやいや、でも名前が違うので、なにか違うのでしょう。
今回は
「チーターとピューマとヒョウとジャガーってどう違うの？」
という疑問について解説していきましょう！

まずはチーター・ピューマ・ヒョウ・ジャガーのそれぞれの説明をしたうえで、違いについて最後に説明します！
結果だけ知りたい人は最後の「チーター・ピューマ・ヒョウ・ジャガーの見分け方とは！？」のブロックだけ読んでくださいね！

チーターのプロフィール
ピューマのプロフィール
ヒョウのプロフィール
ジャガーのプロフィール
チーター・ピューマ・ヒョウ・ジャガーの見分け方とは！？

チーターのプロフィール

チーターは約3秒で約時速100kmまで加速でき、世界最速の哺乳類です。
基本的には地上で生活するが、木の上に上ることもあります。昼行性です。

種属	哺乳網食肉目ネコ科チーター属
体長	110cm～150cm
体重	35kg～72kg
生息地	アフリカ大陸全域（サハラ砂漠中央部と熱帯雨林域を除く）
走る速さ	時速80km～130km

ピューマのプロフィール

ピューマは森林や低木林・草原・サバンナ・岩が多く植生の点在する砂漠など、様々な環境に生息する
基本的には単独行動で、昼行性です。

種属	哺乳網食肉目ネコ科ピューマ属
体長	オス：107cm～168cm メス：96cm～141cm
体重	オス：39kg～80kg メス：23kg～50kg
生息地	カナダ・アメリカ西海岸・南アメリカ大陸の西海岸
走る速さ	時速64～80km

ヒョウのプロフィール

ヒョウは木登りが得意で、捕らえた獲物は樹上に運んでゆっくり食べることもあります。
また、ヒョウは夜行性で、群れをつくらず単独で行動します。

種属	哺乳網食肉目ネコ科ヒョウ属
体長	100cm～150cm
体重	オス：20kg～90kg メス：17kg～42kg
生息地	アフリカ大陸からアラビア半島・東南アジア・ロシア極東にかけて
走る速さ	時速58km

ジャガーのプロフィール

ジャガーは熱帯林や浸水林・乾燥林・低木林などの様々な森林・樹木が多い草原・マングローブからなる湿地などに生息しています。
また、ヒョウと同じく夜行性で、群れをつくらず単独で行動します。

種属	哺乳網食肉目ネコ科ヒョウ属
体長	オス：110cm～180cm メス：116cm～170cm
体重	オス：45kg～100kg メス：45kg～80kg
生息地	北アメリカ大陸南部、南アメリカ大陸
走る速さ	時速80km

チーター・ピューマ・ヒョウ・ジャガーの見分け方とは！？

これらを纏めると、以下の表のようになります。

	チーター	ピューマ	ヒョウ	ジャガー
種属	哺乳網食肉目ネコ科チーター属	哺乳網食肉目ネコ科ピューマ属	哺乳網食肉目ネコ科ヒョウ属	哺乳網食肉目ネコ科ヒョウ属
体長	110cm～150cm	オス： 107cm～168cm メス： 96cm～141cm	100cm～150cm	オス： 110cm～180cm メス： 116cm～170cm
体重	35kg～72kg	オス： 39kg～80kg メス： 23kg～50kg	オス： 20kg～90kg メス： 17kg～42kg	オス： 45kg～100kg メス： 45kg～80kg
生息地	アフリカ大陸全域 (サハラ砂漠中央部と熱帯雨林域を除く)	カナダ・アメリカ西海岸・南アメリカ大陸の西海岸	アフリカ大陸からアラビア半島・東南アジア・ロシア極東にかけて	北アメリカ大陸南部、南アメリカ大陸
走る速さ	時速80km～130km	時速64～80km	時速58km	時速80km

みなさん、いかがでしたでしょうか。
はい、「で違いはなんとなく分かるけど、どうやって見分けるのの？」ということですよね。

それでは説明していきます。
まずは、その他3頭が持っている特徴的な模様が無いのがピューマです。これは簡単ですね！

次に簡単なのがチーターです。
先ほどの表にもあった通り、チーターは最速で130kmで走ることができ、哺乳類最速の動物です。
こんなに速く走るためにはスラっとした体つきでなければならず、チーターはヒョウやピューマに比べて体格がスッキリしています。体重も少し軽めですね！
また、もう一つのポイントは顔の涙状線と呼ばれる模様で、これを目印に見分けることができます