2024年も10月になり、そろそろ年末の大イベントM1界隈が騒がしくなってきました。
しかし、一方でM1決勝の審査員席先頭にいつもいた松本人志さんが不在になる見込みという、異例の事態にもなっています。
そこで今回は、2024年M1の松本人志さんに代わる審査員は誰なのか、予想してみたいと思います!
中田カウスさんやオール巨人さんらのベテラン勢?
ブラックマヨネーズ吉田さんやチュートリアル徳井さん、笑い飯哲夫さん・西田さんら中堅実力派?
別業界の方?
など、考えるだけでも楽しみになってきますよね。
では、予想や予想の根拠について見ていきましょう!
M1グランプリ

まずは、M1グランプリとはどのような大会か、そして去年の審査員は誰だったのかを振り返っていきましょう。
吉本興業と朝日放送が主催する日本一の若手漫才師を決める大会。
島田紳助さんと谷良一さんが発起人となり2001年から開始し、2010年に一度終了するも、2015年から再開し、これまで続いている。
去年はトップバッターの「令和ロマン」が優勝し、初年度開催以来のトップバッター優勝として大きく話題になった。
去年の令和ロマンの優勝は皆さんもよく覚えていると思います。
そして、去年2023年の審査員ですが、こんなメンバーでした
氏名 | 年齢 | 性別(当時) | 所属 |
松本人志 | 60歳 | 男性 | 吉本興業 |
中川礼二 | 51歳 | 男性 | 吉本興業 |
海原ともこ | 51歳 | 女性 | 吉本興業 |
塙亘之 | 45歳 | 男性 | マセキ芸能社 |
富澤たけし | 49歳 | 男性 | グレープカンパニー |
博多大吉 | 52歳 | 男性 | 吉本興業 |
山田邦子 | 63歳 | 女性 | アスリート・マーケティング |
ということで、男性が5名、女性2名という比率、そして、吉本興業が4名、他事務所が3名という比率です。
年齢は全員40歳以上で、流石に酸いも甘いもわかった実力がある方が審査員になっている印象ですね。
そんなところで、今回松本人志さんが不在になるのが概ね確定している中、誰が代わりに審査員になるのか注目を集めています。
新審査員候補
それでは、新しい審査員の候補について見ていきましょう!
候補①:中田カウスさん
まずは、中田カウスさんです。

中田カウスさんは言わずと知れた上方の大御所で、実は2002年から2010年まで審査員を務めていました。

合計9回は松本人志さんに次ぐ多さらしいよ!
松本人志さん以上の大御所を探そうとすると、どうしてもM1を審査したことがあって、実力も折り紙付きの中田カウスさんが上がるのですが、実は中田カウス・ボタンは2023年にボタンと吉本興業とマネジメント契約を解消しており、コンビは事実上の解散となっています。
では、審査員は無いのかと言われるとそうではなく、中田カウスさんは単独で劇場のMCをすることがあったり、養成所の特別講師もしていたりすることから、審査員に返り咲く可能性は全然ありそうです。
候補②:オール巨人さん
では、オール巨人さんはどうでしょうか。

オール巨人さんも中田カウスさんと肩を並べる上方のベテラン漫才師で、M1の審査員を2007年-2009年、2016年-2021年とこれも松本人志さんに次ぐ、そして中田カウスさんと同じ合計9回しています。
しかし、オール巨人さんは、2021年を機にM1の審査員を降りることを強く明言しており、オール巨人さんは可能性は低そうです。
オール巨人さんはあるインタビューで「わからんのに審査したらアカン」と言っており、漫才師への強いリスペクトが感じられます。
候補③:ハイヒールリンゴさん
それではこんな人はどうでしょうか。ハイヒールリンゴさんです。

ハイヒールリンゴさんはダウンタウンと同期の現役上方漫才師です。
リンゴさんは関西ではあさパラSなどMC番組を持っており、優勝した漫才師を番組に呼べる土壌も持っています。
しかし、2023年に立川志らくさんの席が空いた時に座ったのは、同じ女性の海原ともこさんであり、もしハイヒールリンゴさんが今回選ばれるのであれば、前回選ばれていたはずでしょう。
ということで、確率は低そうですが、「同期のダウンタウン松本人志」の代わりとして、出演される可能性も残っていると考えられます。
候補④:ブラックマヨネーズ吉田さん
では、中堅どころのブラックマヨネーズの吉田さんはいかがでしょうか。

吉田さんは、家庭のことも考え、拠点を大阪に構え、自分が好きなボートレースなどの番組に出るなどと、他の芸人と一線を画した活動をされています。
ブラックマヨネーズと言えば掛け合い漫才の極みと言われており、M1優勝した2005年のネタは、それ以降の漫才師に大きな影響を与えたと言われています。掛け合いのフレームワークは今でも色あせることはなく、時が経つにつれ「やはり凄かったんだ」と再評価されるほどの完成度の高いネタでもあります。
そんな吉田さんが評価しても現役漫才師は文句はないはずと考えられますが、問題は吉田さんが出るという決断を下すかが微妙なところです。確率的にはこれも低いと言えるでしょう。
候補⑤:チュートリアル徳井さん
それでは、吉田さんとコンビとしては同期のチュートリアル徳井さんはどうでしょうか。

チュートリアル徳井さんも、ブラックマヨネーズ吉田さんと同じく中堅どころの実力派漫才師で、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、麒麟らが揃ったM1は今では考えられないほど華があったと感じている方も多いと思います。
徳井さんは2019年に、自分の会社の申告漏れを指摘され、活動を自粛しており、今はテレビに復帰しておりますが、以前よりかは少しペースを落とした活動になっています。
徳井さんの真面目な性格を考えると、問題を起こした人が審査員として若手漫才師を評価するのを嫌うことも考えられ、審査員となる可能性としては低そうです。
候補⑥:笑い飯哲夫さん・西田さん
では、笑い飯のお二方はどうでしょうか。

笑い飯さんは、いわゆる「ダブルボケ」の教祖であり、面白さも他の全漫才師が認めるところです。ピンとしても二人とも大喜利が上手で、彼らに評価されて不満を持つ漫才師はほぼいないでしょう。
しかし、西田さんはあるインタビューでM1の審査員について「やりたくない」と公言しており、西田さんは可能性としては低そうです。一方、哲夫さんはTHE Wの審査員もしており、新たにM1の審査員に挑戦するという可能性は考えられます。
候補⑦:NONSTYLE石田さん
では、NONSTYLE石田さんはどうでしょう。

NONSTYLE石田さんはNSC養成所の講師もしており、YOUTUBEでも、講師をしている動画が上がっています。
かなりの理論派ですし、評価も変な評価はつけなさそうなことから、他の漫才師から嫌がられることもなさそうです。
ただ、松本人志さんの次の座として、石田さんが座ることについて石田さんが「Yes」と言うのか、「他の方が適しているのではないか」と言うこともイメージされ、可能性としては中程度という感じでしょうか
候補⑧:霜降り明星粗品さん
最後に、若手筆頭株の霜降り明星粗品さんはどうでしょうか。

若手で最も実力がある漫才師はと言われると、まずあがるのが粗品さんで、漫才だけではなく、大喜利やピンネタ、またお笑い以外のジャンルにも精通するまさに天才です。
松本人志さんがM1の審査員に若くしてなったように、粗品さんが松本さんの次の座に座るということは考えられなくもなさそうです。
また、自身のYouTubeで「若手の実力ある漫才師が適正な評価をされていない」旨のコメントを出していたこともあり、審査を正すという意味で審査員の座に座ることは大いに考えられます。
審査員の発表はいつ?
では、そんな気になるM1審査員の発表はいつになるのでしょうか。
2023年のM1は12月24日に開催され、審査員の発表はその1週間前の12月17日でした。
と考えると、今年の審査員の発表もそれくらいの時期(12月中旬)になりそうです。
(10月25日時点で、決勝の日時は未定)
それまで、楽しみに待っておきましょう!
2024年のM1も盛り上がること間違いなし!
みなさんいかがだったでしょうか。
可能性としては、中田カウスさん、笑い飯哲夫さん、霜降り明星粗品さんが高いのではないかというのが結論です。
ただ、審査できる実力を持った芸人の方はまだまだいらっしゃり、他の方が可能性が高いのではないか、と思った方もいらっしゃると思います。
例えば、明石家さんまさん、桂文枝さん、上沼恵美子さん、千原ジュニアさん、さまぁ~ず大竹さん、銀シャリ橋本さん、オードリー若林さんなど色々考えられますよね。
もう既にM1は2回戦、3回戦が行われている時期で、決勝に進む漫才師の数も絞られてきています。
年末の大イベントまでもう少し。
決勝に進む漫才師だけではなく、審査員にも是非注目していただければと思います!
それではまた!
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